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JBLが聴ける店・Sound of JBL | 千葉・稲毛 | JAZZ SPOT CANDY

JBLが聴ける店・Sound of JBL

千葉・稲毛

JAZZ SPOT CANDY

「EVEREST DD66000」による
最高峰の
サウンドに抱かれる。

JBLが聴ける店・千葉・稲毛 JAZZ SPOT CANDY

住宅街に佇む
理想的なジャズスポット。

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【上】古いJBLスピーカーをオブジェとしてあしらった外看板がユニーク。【中】圧倒的な存在感の「Project EVEREST DD66000」。ジャズ喫茶として「EVEREST」をいち早く導入した店として全国にその名を知られている。【下】林氏が淹れてくれる本格コーヒーは、人気メニューのひとつ。

 JR稲毛駅西口にほど近い閑静な住宅街。スピーカーをあしらった意匠が施されたエントランスの2重ドアを開けて中に入れば、そこが最高のジャズスポットだということがすぐにわかる。コンクリート打ちっぱなしの店内にセッティングされた「Project EVEREST DD66000」が奏でる、美しくも圧倒的なサウンドが「JAZZ SPOT CANDY」の空間を満たす。オーナー・林美葉子氏がジャズ喫茶をはじめたのは、1976年のこと。その後、現在の場所に移転して13年ほど経つという。
「以前は駅の反対側の5坪ほどのお店だったので、スピーカーをセッティングする自由度も低かったんです。ここは、音響の仕事に携わっている建築デザイナーに設計してもらって、建物から理想的な音づくりを目指しました」
  そのサウンドを聴くために、全国からジャズファンが足を運ぶ。日中はコーヒーを楽しみながら、真剣にジャズに聴き入る。夜はお酒と共にリラックスしながら会話と音楽を楽しむ。そんなジャズファンが多いと林氏は語る。
「マイルス・デイビス特集など、月別にテーマを持たせた選曲をします。その場の雰囲気に合わせることも多いですね。たとえば『枯葉』が好きなお客様がいれば、ギター、サックス、ボーカルといった具合に、いろんなバージョンを続けてかけてみたりもします」
 「CANDYでジャズを浴びる日」と銘打って、連れ立って訪れるファンもいるという「JAZZ SPOT CANDY」。月に6回~10回ほど、ライブも行われる。生音を知るからこそ、レコード演奏もここで演奏しているかの如くリアル。林氏が追い求めた理想のサウンドに包まれるため、今日も多くのジャズファンがドアを開ける。

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メイプルの「Project EVEREST DD66000」。通常、2年はかかると言われているエイジングも「半年ほどで済んで柔らかい音に変わったのがわかった」とのこと。「ボリュームを上げても音が飽和しないし、逆に小さくしてもディティールがきちんと聴こえるんです」。

想いに応えてくれる
「Project EVEREST DD66000」。

 「2006年に発表されたとき、音楽評論家の山口孝さんが薦めてくださったんです。すぐに試聴に行って購入する決心をしました。勘が働いたというか、とにかく『コレだ!』とピンと来るものがありましたね。運命的な出会いを感じました」
 2007年7月にこの店に導入された「Project EVEREST DD66000」は、創立60周年を記念してリリースされたJBLの象徴とも言うべきフラッグシップモデル。2本の380mm径ウーファーと高域用、超高域用コンプレッション・ドライバーの4ユニットから構成されるこのスピーカーを「特別なことを何もしなくても、鳴らせば鳴らすほど進化していく。とにかくこちらの想いに応えてくれるんです」と評価する林氏。ジャズはもちろん、クラシックやボーカル、ロックなど、何を聴いても素晴らしいと手放しで賞賛する。
 「とにかく、ジョン・コルトレーンとキース・ジャレットがいい音で聴きたいという想いがあるんです。それがちゃんと鳴れば、ほかのジャンルの音楽も絶対に素晴らしいサウンドで鳴るはずだというのが私の信条。このスピーカーは、インパルス盤で聴くコルトレーンのドロドロとした黒い塊のようなものや、ECM盤キースの透明感や奥行き感を、きちんと表現して伝えてくれる。"エベレスト"という名前のとおり、最高峰のスピーカーですね」
 楽器やボーカルの「音」だけではなく、それを含めたアーティストの生き様や魂こそが「音楽」だと語る林氏。「Project EVEREST DD66000」は、そんな「音楽」をしっかりと伝えてくれるスピーカーなのだ。

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【上】店内には、レコードとCDそれぞれ1万枚を揃えている。【下】女性オーナーとしてその存在を知られる林美葉子氏。オーナーのファンも多く全国からお客様が訪れる。

「いい音で鳴らせると、
どんな曲でも素晴らしい」

 ジャズと出会ったのは10代のころ。新宿にあった電気店のスピーカーから流れるコルトレーンの『A LOVE SUPREME』を耳にして、稲妻に打たれた。
 「高校生のころからハードバップなんかを聴いていたけれど、右の耳から入って左の耳から抜けていくという感じで、印象が残らなかったんですよね。でもこの曲は耳から入ってアタマの中で止まった(笑)。心で身体で受け止め、コルトレーンの洗礼を受けちゃったんです」
 個人的にはフリージャズが好きだが、「好みは人それぞれ」なので、リクエストされた曲も含め、何でも幅広く聴かせてくれるという。
 「ハンク・モブレーは甘ったるいとか、オスカー・ピーターソンは騒がしいとか言う人もいるけれど、それはちゃんとした音で聴いていないから。いい音で鳴らせると、どんな曲でも素晴らしいんです。だから、このお店では何でもかけちゃう(笑)。何にも言わずに音に包まれ、曲に聴き入ってくれるお客様も多いけれど、それぞれのスタイルでリラックスして楽しんでくれたらいいですね」