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JBLが聴ける店・Sound of JBL | 栃木・鹿沼 | なかじ

JBLが聴ける店・Sound of JBL

埼玉・志木

BUNCA

「2440」と「075」の
コンビネーションが生む
音の存在感。

JBLが聴ける店・千葉・稲毛 JAZZ SPOT CANDY

妥協なきサウンドとコーヒーを提供するジャズ喫茶。

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【上】広々とした店内では、不定期でライブも開催される。【中】日本橋時代から使用している焙煎機。これでローストした豆で淹れたコーヒーは、雑味のないすっきりとした味わいになるという。【下】オーナーの奥様である山口千代子氏が店を切り盛りする。

 奥行きのあるゆったりとした空間を満たす、質感あるサウンド。天井に届く棚には、こだわりのレコードが並ぶ。東武東上線志木駅にほど近い「BUNCA」は、約55年前に日本橋でその産声を上げ、20年前にこの場所に移った。コーヒーがメインだった同店をジャズ喫茶として育て上げたのは、二代目オーナーの山口眞氏だ。
「先代である父親もジャズを聴いていましたが、当時は蓄音機用のSPレコードだったので、お店でガンガンかけるというわけにはいかなかったようです。本格的なジャズ喫茶としての営業がスタートしたのは、再開発に伴い日本橋からこの志木に移ってからです」
 日本橋の頃から変わらない美味しいコーヒーは、昔ながらの焙煎機でローストした豆で淹れる本格派。カレーライスや自家製ケーキなども大人気で、ランチタイムは女性客で賑わう。夜はジャズを聴きながら会話を楽しむ常連客も多い。
 「夜は、昼間に比べて若干ボリュームが大きいですね。要望があれば、さらに大きくすることもあります(笑)。日本橋のお店が狭かったので、この店の広々としたスペースでゆっくりとジャズを聴きながら過ごしてもらいたいですね」

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【上】ピアノを挟む形で設置されているスピーカー。【下】「BUNCA」ならではの、迫力あるサウンドを聴かせてくれる。

圧倒されるほど豊かな「2440」と「075」が生み出す表現力。

 「BUNCA」のスピーカーシステムは、大ホールや劇場の音響再生に適したプロフェショナル向けドライバーユニット「2440」と、「Olympus」や「Paragon」にも採用されたホーン型ツイーターユニット「075」を使った特注品。アンプなども含め、サウンド全般を常連客と共に作り上げ、現在のシステムに辿り着いた。
 「このスピーカーのサウンドには厚みがある。カラダ全体が包み込まれるような、表現力のある音を出してくれるんです。目の前でジャズメンが演奏しているような感じがしますね」
 現在、自宅では「4343」を愛用しているという山口氏がJBLスピーカーのサウンドを初めて体感したのは、学生の頃。よく通っていたジャズ喫茶でのことだったという。
 「どこのジャズ喫茶へ行っても、JBLスピーカーがありました。家のスピーカーと同じ曲で聴き比べてみると、JBLスピーカーのほうが圧倒的に情報量が多いんです。本当に同じレコードなのかと疑ったくらい(笑)。JBLの音は、スピーカーが出しているものじゃない。アーティストの演奏やエネルギーが、そのまま伝わって来るんです」
 JBLスピーカーのサウンドは、一歩引いて「いい音だね」と評論するようなものではなく、それに身を任せるものだと語る山口氏。
 「いい音はいい。この店でこの音を聴いてもらえれば、全員がいい音だと思ってくれるはずです」
 ここでしか体感できない、「2440」と「075」の圧倒的な表現力。そのサウンドに身を任せるため、今日も多くのファンが「BUNCA」に足を運ぶ。

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【上】常連客と談笑。左手前がオーナーの山口氏。【下】店内のそこかしこに設置された棚には、ぎっしりとレコードが収められている。

メッセージのある音楽。それこそがジャズ。

 「BUNCA」では、1970年代のジャズ喫茶でよく流れていたようなモダンジャズを中心に、幅広くかけるのが特徴。店と自宅のものを合わせ、2万枚以上のレコードと数百枚のCDから選曲する。
 山口氏がジャズに出会ったのは、JBLスピーカーの素晴らしさに感激した時期と同じ、ジャズ喫茶に通い詰めていた学生の頃。
 「ジャズは家でも聴いたことはありましたが、本格的に惹かれたのは、今から45年ほど前、20歳くらいの時です。ジャズ喫茶でよく聴いていましたね。学生運動で学校は閉鎖。ジャズ喫茶に集まってジャズを聴いて、それからデモへ行くというのが、当時の学生のスタイルでした」
 ジャズにはメッセージがある。メッセージ性がある音楽なら、どんなジャンルのものでも「BUNCA」では「JAZZ」だというのが、山口氏の信条だ。素晴らしい音楽が持つメッセージを受け取りながら、「BUNCA」で大いに語り合って欲しいと山口氏は願っている。
 「チャーリー・ヘイデンやチャールズ・ミンガスの曲のように、いい音楽にはメッセージがある。ROCKでも、メッセージ性があればそれはジャズと呼んでいいと思います。とにかく、音楽に込められたメッセージを理解しないとダメ。メッセージのない、企画ありきの音楽なんてつまらないね。今の時代、政治や文化について語れる場所がなさすぎる。この店で、さまざまなジャズをBGMにして、そんなトピックでコミュニケーションしてくれたら嬉しいですね」